生涯ヤクルト 2

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

本日はヤクルトの打者の生涯ヤクルトぶりを見てみましょう。

ヤクルトは投手では超大物と言えるのは金田正一くらい(他のヤクルト投手の皆さま失礼!)でしたが、打者ではなかなかの大物がいました。

まずは若松勉外野手です。元祖安打製造機、ヤクルトの初優勝にもクリーンナップの一角として大活躍しました。
なんといっても通算打率で(4000打数以上)歴代3位の .319です。
2位がロッテのレロン・リーで、1位はなんと青木宣親選手です。
NPBの記録が4000打数以上となっているためですが、5000打席以上では1位です。
1971年から89年までの現役をヤクルト一筋、ヤクルトの監督も務め一度優勝しています。

もう一人の大物は古田敦也捕手です。野村ID野球の申し子としてヤクルト全盛期の捕手を務め、
プレイングマネージャーにもなり「代打、俺」は有名なセリフです。
1990年から2007年の18年間の現役をヤクルト一筋、更に監督も務めました。
その間MVP2回、首位打者、最多安打も獲得した、単なる捕手ではない超一流選手です。
但しヤクルトの監督としては思った成績が出せず、その後はどこからもお呼びがかかりません。
古田氏の要求する年棒が高すぎて、どこも二の足という話もあります。

更にもう一人、宮本慎也内野手です。決して長打力を期待されたわけではありませんが、
ショートの守備力は超一流、犠打数のシーズン記録も作る一方、19年の現役生活でコツコツと打ち続け
ついに2133安打打ちました。
名球会入りした打者と言うと王や長嶋のように派手にクリーンナップでガンガン打った選手がイメージされますが、2000本安打って、結構地味にことこつ長くやっていた打者も達成しています。

ヤクルトに最初入団し、200本塁打以上を打った打者と言うと
広澤克己306本、池山隆寛304本、稲葉篤紀258本、杉浦亨224本、若松220本、古田217本がいますが、
広澤と稲葉以外は全員生涯ヤクルトです。
広澤はFAで巨人に行き、更に阪神に行きましたが、各球団で4番を打つなどある意味大した選手です。
稲葉はFAでメジャーに行こうとして失敗、日ハムに入団しましたが、そこでブレークしました。
今や侍ジャパンの監督です。この選手はヤクルトを出て大出世しました。

後はまだ現役ですが通算生涯打率NPB1位の青木宣親です。
昨年までの平均打率が.326, 2位のレロン・リーが .320,
どうでしょう。青木は38歳、あと何年やるか、打てなくなったら記録を守るためにあっさり引退しそうです。小さな大打者若松を超えました。

将来上記の大選手に山田哲人や村上宗隆は仲間入りできるでしょうか。
山田の場合はMVP1回、本塁打王1回、トリプルスリー3回とすでに実績では大選手クラブに入会しています。
村上はこれから自らの力でヤクルト大選手クラブ入りしなければなりません。
村上や山田が生涯ヤクルトを貫いてくれるのかFAやポスティングでよそへ行くのか、特に村上とは長ーいお付き合いになりそうです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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